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 ヘルニア

1.そけいヘルニア(脱腸)とは?
「そけいヘルニア(鼠径ヘルニア)」とは、本来ならお腹の中にあるはずの腹膜や腸の一部が鼠径部の筋膜の間から皮膚の下に出てくる下腹部の病気で、患者さんの8割以上が男性です。一般の方には「脱腸」と呼ばれている病気で、はみ出す部位により以下図の如く3種類に分けられます。

2.症状
 立った時やお腹に力を入れた時など、足のつけね(そけい部)にお腹から腸が脱出してこぶが触れるようになります。そのため「脱腸」と呼ばれていますが、中には脂肪が脱出していることもあります。こぶが急に硬くなったり手で押しても引っ込まなくなることをヘルニアのカントン(嵌頓)といい、緊急手術をしなければ命にかかわることもあります。


3.原因
 加齢(特に40歳以上の男性)以外に、咳をよくする人、過激な運動をする人、立ち仕事などお腹に力がかかる仕事の人、便秘、肥満、喘息など過度な腹圧がかかる方に多く見られます。


4.治療                            
 そけいヘルニアはお薬では治すことが出来ず、治療は手術療法のみとなります。
*従来法    :患者さんご自身の組織(筋膜、靭帯など)を用いて壁を作る方法です。
*前方到達法  :人工素材(ポリプロピレン)を用いて脱出する部分の補強を行います。
*腹腔鏡下到達法:当院では経腹腔的ヘルニア修復術を実施しております。
    
➡ 青色矢印:腹腔鏡の傷(お臍、左右に5mm3か所の傷です。)

 黄色矢印:前方到達法の傷(5cm前後の傷です。)

 ※ そけい部のこぶでお悩みの方は、当院外科外来へ是非ご相談下さい。

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