ご挨拶

  頭痛でお悩みの方は全国で3,000万人いると言われておりますが、単純な頭痛ばかりではなく、中には生命予後に関わるものがあり、長引く頭痛でお困りの方も多々あろうかと推察します。基本的には一時性頭痛(善玉)、二次性頭痛(悪玉…時に命に関わる)を鑑別する必要があり、新たに専門外来として「頭痛外来」を開設し、二次性頭痛に関して適切な治療を提供致します。
 また来るべき高齢化社会を迎え、中高年の方々にはメタボリック症候群等で脳卒中予備軍となっている方々も多いと考えます。発症前診断、予防的医療が益々重要となっているため、脳ドックを新設致しました。脳ドックでは脳神経外科専門医が診断を行い、面談の上結果を詳しくご説明致します。

 脳神経外科診療は脳の病気を主として取り扱いますが、対応する疾患は@頭部外傷(脳震盪、脳挫傷、急性硬膜下血腫、慢性硬膜下血腫など)、A脳血管障害(くも膜下出血、脳出血、脳梗塞、一過性脳虚血発作など)、B脳腫瘍(脳及び脊髄腫瘍)、C正常圧水頭症、D機能的疾患(片頭痛、三叉神経痛、顔面けいれん等)です。

 具体的には頭痛、めまい、言語障害、けいれん、四肢運動障害、痺れ、ふらつき、顔面のけいれん(ボトックス治療等)、急速に進行する認知症(器質的疾患の可能性あり)の症状の患者さんを対象とし、1.5T(テスラ:磁場強度)MRI及び多検出器CT等を用い適切な診断を行った上で、治療方針を決定します。
 脳神経外科は、もとより救急医療との関連が大きい診療科です。救急外来、脳神経内科及び関連各科との連携・協力のもとに、当院脳神経外科の診療を充実させてゆく所存です。

 脳神経外科部長 園川 忠雄 そのかわ ただお
出 身 校  順天堂大学 
専門分野  脳神経外科
資  格  日本脳神経外科学会専門医
コメント  外来では二次性頭痛を鑑別した上で、頭痛について適切な治療を提供致します。お気軽にご相談下さい。