膠原病リウマチ内科のご紹介

 膠原病・リウマチ分野では、関節病変のみならず、多臓器に渡る全身的な病変が問題になります。当科では他診療科(整形外科、皮膚科、眼科、腎・高血圧内科、呼吸器内科、脳神経内科など)の協力のもとに、全身の病態を総合的に把握して精査・治療しております。膠原病とは「免疫力に異常をきたし、全身臓器に慢性的な炎症を引き起こす疾患群」の総称です。異常な免疫反応が起こることから“自己免疫疾患”とも呼ばれます。その代表的な疾患が“関節リウマチ”です。

 膠原病は全身に症状が及ぶことが多く、更に経過が長期にわたる場合があります。膠原病の診断と治療は経過が非常に重要です。特に、初診の方は紹介状や前医での検査結果等が重要な参考資料となりますので、出来る限りご持参下さるようお願い申し上げます。

 関節や筋肉の痛みは、体の黄色信号です。
 関節の痛みや筋肉痛というと、年のせいと我慢を決め込む方も、大勢おられるのではないでしょうか? 確かに関節痛の中には、変形性関節症という加齢に伴う変化による疾患もあります。しかし、その中には実に多くの病気が隠れています。代表的な「関節リウマチ」の他にも、多発性筋炎、皮膚筋炎、混合性結合組織病(MCTD)、シェーグレン症候群等、多くの疾患の可能性が挙げられます。
 筋肉が痛い時には、筋性疲労だけでなく「多発性筋炎や線維筋痛症」の可能性が考えられます。このように日常的に見られる関節痛・筋肉痛といっても、病名が意外と多いことに驚かれることと思います。筋肉や体の痛みが膠原病等の疾患の初期サインである可能性もあり、そのまま放っておくと更に思い症状を引き起こすこともあります。体が「黄色信号」を挙げているといえます。


 また関節痛に限らず、原因不明の疼痛も以外に多くみられ、線維筋痛症が代表的な疾患となります。神経を圧迫されたり、損傷された場合の疼痛には、原因不明の痛みがよく見受けられます。当科では「原因不明の痛み」についても、漢方薬を含めた多くの薬剤を用いながらの治療を行っていますので、お悩みの方は是非一度ご相談下さい。線維筋痛症は痛みが強い疾患ですが、当科では特許取得した(特定薬剤を組み合わせて使用する)治療法を行って、効果を上げています。
 痛みは“原因が分れば比較的対処し易い”ものであり、たとえ原因が特定できなくとも、治療は可能です。しかし放置すると、痛みの程度は悪くなることがあります。関節痛・筋肉痛は体の「黄色信号」と考え、心当たりのある方は、内科膠原病リウマチ外来までご相談下さい。
 


  膠原病リウマチ内科 診療スタッフ
 内科部長 河西 利昭 かわにし としあき
出 身 校  順天堂大学
専門分野  膠原病、リウマチ、糖尿病、一般内科
資  格  順天堂大学医学部膠原病内科客員准教授
 日本内科学会認定医
 日本内科学会指導医
 日本リウマチ学会認定専門医
 日本リウマチ学会評議員
 日本アフェレシス学会認定専門医
 日本リウマチ財団登録医
 医学博士
コメント  リウマチ・膠原病についてリウマチ専門医で対応し、「地域に密着した親身な医療」を提供して参ります。当院内科は各専門医が揃っておりますので、宜しくお願い致します。

 健診センター長 大道寺 英幸 だいどうじ ひでゆき
出 身 校  順天堂大学
専門分野  膠原病、糖尿病、一般内科
資  格  内科学会認定医
 日本リウマチ学会認定専門医
 日本人間ドック学会認定医
 医学博士
コメント  在宅診療について、いろいろご相談下さい。

対象疾患

 当科では関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、シェ−グレン症候群、強皮症、混合性結合組織病、多発性筋炎、皮膚筋炎、強直性脊椎炎、ベーチェット病、ウェゲナー肉芽腫、大動脈炎症候群、結節性多発動脈炎など、ほとんどの膠原病について診療を行っております。

※1. 膠原病およびリウマチに対して、順天堂大学膠原病内科と連携しています。
※2. 生物学的製剤(レミケード、エンブレル等)、アフェレシス治療等、最新の治療を行うことも
   可能です。