研修医リレー日誌2004 Jun

  先月から始まった研修医リレー日誌は、今回で二回目です。
6月も終わりに近づき、江東病院研修医3人組の研修生活もはや2ヶ月がたとうとしています。

私は5月から外科で研修をしていますが、ドキドキとワクワクの毎日を送っています。外科での研修は主に病棟・外来・手術・検査の4本柱で成り立っていますが、研修当初何より緊張したのは外来での研修でした。
救急搬送患者さんの血液ガス分析は、現在の患者さんの状態を把握し、今後の処置を決定する上できわめて重要です。

外来では主に消毒や縫合などの処置をするのが私たち研修医の役目になっているのですが、消毒ひとつとっても各々の患者さんの受傷の状態によって、また同じ患者さんでも日々変化してゆく創の状態によって、消毒薬の種類や使い方も変わってくるので、患者さんを前に戸惑い、指導医の先生にHELPサインを出すことが、何度もありました。 
  乳腺外来でのマンモグラフィーの結果説明。今回は異常はなさそうだ。異常なしの結果が出るまでは、患者さんと一緒にまだドキドキしてしまう。
現場に出てみて、様々な選択肢の中から目の前の患者さんにとってその時点でのBEST1を選択する、ということの難しさと責任の重さを改めて実感しています。指導医の先生と患者さんとの会話を聞いているだけでも、自分の思いつかなかった、より伝わりやすい言葉の選び方や表現の仕方があり、ハッとすることがあります。
学生時代や国家試験の勉強の中で身に付けた紙の上での知識を実際に現場で活かせるようになるには、まだまだたくさんの勉強が必要で、様々な場面で素早く判断し選択していくことができるようになるには、とにかくひとつでも多くの経験をすることが必要だと実感しました。
 オペ室にて。

自分はまだ何もできない...ということを痛感することで始まった研修生活ですが、「コレならできる」ということが少しずつではありますが増えてきているのではないか、と自分では思っています。 
  包交、消毒はきわめて重要な処置です。患者さんの傷が早く回復することを期待しながら、毎回心をこめて行っています。(ちょっとまだぎこちないかな?)


これからもたくさんの経験をして、ひとつひとつ使える武器を増やして、患者さんの困難に一緒に立ち向かえるようになりたいです。ガンバルゾ!
  点滴・注射薬は緊急時には自分で準備する。薬品の種類や用量に間違いはないか?
 さりげなくベテランの看護師さんはチェックし、アドバイスしてくれる。



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