研修医リレー日誌2004 Sep

宇野 光昭   お久しぶりです。江東病院研修医の宇野光昭です。
 今年の夏はとにかく暑く、酷暑が過ぎたかと思えば台風がいくつも上陸し、日本列島は踏んだりけったりでしたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 早いもので、初めてのレポートからもう4ヶ月がたちました。時の流れが早いことに本当に驚きます。改めて振り返ってみても、4ヶ月前の自分がそこにいるような感じさえします。
 とはいえ、最初のレポートを書いていたころの私は、採血や点滴を行うにつけても過度に緊張し、落ち着きもなかったのですが、最近は落ち着いて行えるようになってきたので、少しは成長できたかなと思います。しかし、まだまだ未熟であることに変わりはありません。
 心電図モニターの変化には、常に意識を払う習慣が身に付きました。重大な異常は見逃さないつもりですが、一見大きな変化に見えないような所見に関しても、担当の看護師さんの情報を得て、出来る限り見落としのないよう細心の注意を払っています。

8月には行ってから、私たち三人は内科の研修を開始しましたが、内科では担当医として患者さんと接します。担当医といっても治療方針や検査オーダーは指導医の判断を仰ぐので、私の一存で治療が行われることはないのですが、それでも、担当医という立場ですから、患者さんに接する時間は長いです。すると患者さんからもいろいろな質問を受けることになります。
  投与する酸素濃度を迅速に決定する上で、酸素飽和度モニターによる血中酸素飽和度の測定は不可欠です。患者さんの指先に装着して、迅速に測定できます。患者さんに苦痛を与えずに行える検査はうれしいです。
 腎機能が低下している方に、お茶を何杯飲んでいいのか聞かれれば、お茶に含まれるカリウムの量を調べたり、高血圧の方に日常生活で気をつけるべきことをたずねられれば、文献で調べたり、専門医の意見を聞き、よりよい生活指導が行えるように心がけています。そして、調べなければならないことは日々つのり、書かなければならないことも溜まると、時には夕日に向かって叫んだりもします。 
  酸素流量は、過剰にならず、不足しないように決定されます。流量を変更したときには、必ず看護師や他の医師がわかるように、指示書やカルテに記載することを忘れないようにしています。
 責任が重い医師という仕事について5ヶ月、どちらかといえば苦しんでいる時間の方が多いですが、頑張っていれば必ずいいこともあるはずだと信じて、日々を過ごしています。
 
  血液透析は腎不全患者さんの命の綱ですが、看護師、臨床工学士、臨床検査技師、そして私たち医師など多数の担当者のチームワークで成り立っています。

 このページをごらんの皆さんが、どちらかといえば楽しんでいる時間の方が多いようにお祈り申し上げます。それではまた、三ヵ月後にお会いしましょう



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