研修医リレー日誌2005 Jun

田中  今月は私の整形外科での研修の一部を紹介します。


 6月担当の田中です。私を含めた3人の研修医が4・5月の2ヶ月を整形外科で研修させて頂きました。病院に慣れること、仕事を覚えてついていくこと、休暇明けのリズムを直すこと…、たくさんの課題を抱えながら毎日が慌ただしく、あっという間に過ぎました。 
 脊椎モデルを参照しながら、研修医同士でMRI検査で認められる異常を細かく検討します。
 この患者さんの臨床症状はL4の圧迫骨折で説明できるのか?
 整形外科の1週間は月・水・金が手術研修、火・木・土が病棟・外来研修です。
 週に一度、水曜日にリハビリ・看護・医師による合同カンファレンスを行い、患者さんの病状、治療経過、方針を全員で確認します。3部門が一体となったチーム医療を行っているのでこの会は欠かせません。私たちもチームに加わり、30人以上の患者さんを把握するのに大変苦労しました。毎朝の回診、カンファレンスがとても役に立ちました。
 救急患者さんは、スポーツをしていて転倒し、左ひざを強打し、歩行困難を訴えています。
 果たして打撲だけと診断して良いのか、緊張の時間です。
 (傍には頼りになる指導医がいてくれるのですが…)
 では、私たちの研修の一日を紹介します。
[8:15] ナースステーションで申し送り、指示表のチェック。深夜の患者さんの情報をチェックして、いざ患者さんのところへ。今、患者さんが一番困っていいること、毎日の変化を見つけ出して、適切な処置が行えているか検討します。オーベンに相談して治療開始です。
[8:45] 点滴当番。患者さんに初めて侵襲ある行為を行うのに毎朝緊張し、留置できた時の手応えは忘れられません!
 患者さんの包交は少し慣れてきて、作業中に笑顔も出るようになりました。
[9:00] 手術研修、または外来研修、回診。午後は適宜検査や手技練習、患者さんのリハビリチェック、クルズスを行います。
[16:30] ナースステーションで申し送りに参加した後、点滴当番。
[17:00] オーベンについての救急外来、当直研修。院外で開催される整形外科勉強会への参加など。 
 オンラインで患者さんの他科受診歴や診断名をチェックするのも重要です。

 各業務で忙しい最中、看護師、リハビリの方々、先生方に丁寧な指導をいただきながら、一歩ずつ手探りの状態の2ヶ月でした。医師、看護師、理学療法士、誰に聞いても患者さんの把握が出来ており相談が出来る、患者さん中心のチーム医療を毎日肌で感じながら、研修できるのが一番印象的でした。
 様々なことに追われつつも毎日をこなしてくることが出来たのは、やはり一番苦しいにもかかわらず、温かい目でいつも応援してくれた患者さんのおかげだと思います。「医療従事者の一言で、その日一日が変わります、私も頑張るから先生も…」と強く手を握ってくださったときのことを忘れずに、限られた時間の中で確実なものを一つでも多く吸収していきたいと思います。
「あせらず、でも貪欲に研修を☆」をモットーに各科研修に励んで生きます。



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