研修医リレー日誌2007 Jun

  今年度も研修医のリレー日記がスタートします。今月は金野が担当します。私たちの日々の研修の姿をありのままに皆さんにお伝えしたいと思いますので宜しくお願いします。

 今、1年目の内科選択研修として今月から循環器内科をローテーションしています。
 思えば4月は何ひとつ分からず、冷汗ばかりかいていました。毎回指示される度に上級医の先生に聞き返してばかりいました。そんなとき上級医の先生は「なぜそう考えるの?」「なぜ相談しようと思ったの?」と…そうです。自分の意見を相手に伝える時は、自分の中で伝える内容を噛み砕かないと伝わりません。
 心電図は循環器疾患鑑別の基本です。患者さんが胸痛を訴えれば、直ち心電図検査を行います。
 電極に間違いはないか慎重に確認します。

 どちらかというと日常コミニュケーションの基本なのかもしれませんが、こういった能力は病棟の中では当たり前に必要な能力なのです。早々と現場で働く厳しさを叩き付けられた4月でした。
 時に困った時は2年目の先輩にすぐ聞きました。初めてやる手技にしても同様です。あわよくば直接来てもらい立ち会ってもらいました。それでも先輩たちは嫌な顔せず丁寧に教えてくださいました。本当に助かりました。
  心電図検査後は直ちにその計測に入ります。この波形をどう判定するか?
 指導医に尋ねる前に自分達でまず検討します。  
 また、その日困ったことを研修医室でぼやいたり、先輩に過去の失敗談を話してもらうことで毎日の病棟業務に生かすことができました。このような2年目の先輩に気を使わず何でも聞けるというのは未熟な自分にとってとても支えになりました。
 今では毎朝、上級医の先生が来る前に担当の患者さんを診にいって状態を報告し、一緒に一日の計画を立てます。そして夕刻再び検討して治療の方針を補正してもらっています。
 状態の不安定な患者さんはモニター上で常にバイタルチェックをします。
 そんな時、二年目の研修医は頼れるアドバイザーです。

 これがおおまかな1日の流れなのですが、なかなかスムーズにはいきません。まだまだ自分自身の医学知識、プレゼンテーション能力の未熟さを感じる毎日です。
 今後まだまだたくさんの患者さん、医療スタッフと関わりながら仕事をしていくことになりますが、コミュニケーションを大切にし日々精進していきたいと思っています。
 心エコーはダイナミックな心臓の動きを捉えてくれます。EF0.3しかなかった心不全の患者さんが今日は0.5まで回復していた。ちょっとうれしいな。



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