研修医リレー日誌2008 Feb

華 見  雪がちらつく時期になりました。寒さに負けず、今月のリレー日記はわたくし、華が担当いたします。

 まず最初に、私の経歴を自己紹介したいと思います。私は、中国の上海第二医科大学を卒業後、中国で8年間臨床医として勤務した後、12年前に日本に来ました。
 1年間日本語を学んだ後、順天堂大学の生化学講座に研究生として1年後大学院で博士号を取得し、5年間助手として働きました。
 2年前、晴れて日本の医師国家試験に合格し、江東病院を研修の場に選び、日本での医師としての研修が始まりました。
 ナースステーションで入院患者さんのカルテを点検しています。
 細かな異変も見逃してはならないので慎重に。

 さて、江東病院での研修がスタートしてから11ヶ月がたとうとしています。私は外科、整形外科を研修した後、麻酔科の研修をして手術室での仕事を体験しました。そして、去年の10月から、内科を研修しています。
  気になる点は看護師さんとも相談。他部署との連携も必要不可欠です。

 中国で医師としての経験をしてきたとはいえ、研修をはじめた当初は患者さんとのコミュニケーションが難しくて、言葉の壁にはとても苦労しました。
 でも、言葉が足りないときにも、丁寧に熱心に教えてくれて自分を理解しようとサポートしてくれるスタッフに支えられ、ここまで頑張ってくることができました。同級生達にも恵まれたため、研修でつらい時も何とか乗り越えてきました。
 今では患者さんに満足いただけるコミュニケーションをしっかりとれています。

 私にとっては、薬の名前を覚えることが何にも増して難しいことでした。処方箋で薬の名前を間違えるたびに薬局のスタッフに毎回教えてもらって勉強しています。
 特に薬局長さんには大変親切にしていただき、そのおかげで頭に入りにくい難しい薬の名前もひとつひとつ着実に覚えています。
 患者さんのお部屋へ一日に何度もお伺いします。気軽に話しかけてくださいね。


 10年前、中国で医師として働いていた頃にはなかったような検査や手技や知識を必要とされることがあるため、勉強が大変です。
 以前は他の科の医師にまかせっきりにしていた手技などを、上級医に教えてもらいながらできるようになると、達成感はひとしおです。



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