令和4年度 社会医療法人社団順江会 江東病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 270 65 97 156 252 542 774 1754 1574 348
当院は急性期病棟256床に加えて回復期リハビリテーション病棟30床の合計286床の中規模病院で、東京都災害拠点病院として災害時の受け入れ体制を整えています。また新型コロナウイルス感染症に対して、専用病棟を開設し、コロナ重点医療機関に登録し、東京都の要請に従い現在もコロナ診療への協力を行っています。コロナにより病院を訪れる患者さんは減少しましたが、現在、入院・外来共に患者さんの数が回復してきています。今後さらに安心・安全で質の高い医療を提供したいと考えています。
当院の令和4年度の年間退院患者数は5832人でした。年齢構成では70歳以上が多く過半数を占めています、中でも70歳代は約3割を占めています。
通常の日中の外来診療、入院診療だけではなく夜間の急病の患者さんのための救急医療を行っていて、幅広い年代の患者さんが入院しています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
小児科
                                                                 
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 46 5.13 6.05 2.17 3.13 -
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 39 5.28 5.89 2.56 1.00 -
100380xxxxxxxx 体液量減少症 34 3.79 11.15 0.00 5.35 -
110310xx99xxxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 27 7.63 13.61 7.41 1.41 -
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 21 5.24 5.71 0.00 1.90 -
小児科では喘息の患者さんが最も多く、急性気管支炎や肺炎など呼吸器系の疾患の患者さんが多い結果となりました。
昨年度と同様に胃腸炎等による脱水の患者さんや尿路感染症などの患者さんも多く、幅広い診療を行っています。
平均在院日数は全国の平均よりも短く、早期に退院されています。

外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 89 5.91 4.59 1.12 68.3 -
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 31 6.29 6.93 0.00 63.16 -
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 定義副傷病なし 28 17.79 15.40 0.00 73.68 -
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 20 7.90 5.32 0.00 48.55 -
060035xx99x0xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 17 5.59 8.36 0.00 76.82 -
外科では昨年度と同じく鼠径ヘルニアが最も多く、次いで胆のう炎、大腸癌の順となっています。
いずれも低侵襲性の腹腔鏡での手術を中心に行っています。
また虫垂炎も多く、内科的治療や、手術が必要な患者さんには手術を行っています。
一般外科、消化器外科全域に渡り治療を行っています。

整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 78 43.35 26.42 21.79 81.54 -
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし 47 6.60 4.86 0.00 58.17 -
160700xx97xx0x 鎖骨・肩甲骨の骨折 手術あり 定義副傷病なし 32 5.59 5.37 0.00 55.31 -
070370xx99xxxx 脊椎骨粗鬆症 手術なし 31 40.52 22.23 9.68 83.29 -
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 30 26.47 22.44 0.00 75.33 -
当院では地域に密着した加療を心がけており、整形外科では骨粗鬆症に伴う大腿骨近位部骨折・椎体圧迫骨折や橈骨遠位端(前腕骨)骨折、高齢者に多い腰部脊柱管狭窄を始めとする脊椎疾患、変形性関節症など幅広い疾患に対応し保存または手術加療を行っています。
回復期病棟も併設されており、近隣の病院とも連携をとりつつ、安心して退院できるまで十分なリハビリテーションを行える環境も整えています。

眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 642 1.67 2.63 0.00 75.90 -
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり片眼 5 4.20 5.07 0.00 65.40 -
020220xx01xxx0 緑内障 緑内障手術 濾過手術片眼 4 8.50 8.97 0.00 80.75 -
020150xx97xxxx 斜視(外傷性・癒着性を除く。) 手術あり - - 3.11 - - -
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2なし片眼 - - 6.31 - - -
眼科では白内障の手術をする患者さんが大半を占めています。
手術は主に日帰り、1泊2日にて行っています。平均在院日数は全国の平均よりも短く、早期に退院されています。

耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 24 4.92 6.23 0.00 61.71 -
030240xx97xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 その他の手術あり 9 6.78 8.45 0.00 27.22 -
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 4 4.50 4.79 0.00 51.25 -
030200xxxxxxxx 腺内唾石 - - 5.90 - - -
030240xx01xx0x 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 扁桃周囲膿瘍切開術等 定義副傷病なし - - 8.15 - - -
耳鼻咽喉科では昨年と同じ順位になりました。慢性副鼻腔炎の手術を行う患者さんが大半を占め、昨年度よりも増加しました。
平均在院日数は全国の平均よりも短く、早期に退院されています。
                       
皮膚科
                                
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 32 8.75 9.25 0.00 70.38 -
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし 21 12.29 13.50 4.76 64.00 -
080050xxxxxxxx 湿疹、皮膚炎群 4 9.00 10.63 0.00 47.00 -
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等1なし - - 4.50 - - -
080130xxxxxxxx 角化症、角皮症 - - 11.19 - - -
皮膚科では帯状疱疹と膿皮症(蜂窩織炎)が大半を占めています。
次いで湿疹等の結果となりました。
平均在院日数は全国の平均よりも短く、早期に退院されています。

泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 85 2.52 2.45 0.00 70.55 -
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 定義副傷病なし 70 5.53 5.29 1.43 60.90 -
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2なし 48 7.40 6.85 0.00 75.46 -
11012xxx97xx0x 上部尿路疾患 その他の手術あり 定義副傷病なし 47 5.94 7.20 2.13 64.13 -
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 23 7.43 7.82 0.00 72.09 -
泌尿器科では前立腺癌の疑いがあり確定診断に有効な、前立腺針生検を行った患者さんが最も多い結果で、昨年度よりも20件以上増加しました。
次いで上部尿路疾患(尿路結石等)の患者さんでホルミウムヤグレーザーを用いた経尿道的結石除去手術を行っており、昨年度とほぼ横ばいの結果でした。
3番目は膀胱癌に経尿道的膀胱悪性腫瘍切除術を行った患者さんでした。

婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 34 3.06 4.27 0.00 68.65 -
120230xx02xxxx 子宮の非炎症性障害 子宮鏡下子宮中隔切除術、子宮内腔癒着切除術(癒着剥離術を含む。)等 22 2.05 2.43 0.00 51.68 -
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 19 9.89 9.27 0.00 49.37 -
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等25あり 定義副傷病なし 14 3.00 4.19 0.00 59.29 -
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり 13 10.85 8.07 0.00 77.62 -
婦人科では昨年度と同様に子宮体部の癌に対して抗癌剤治療を行う患者さんが最も多い結果でした。
子宮や卵巣に対しての手術の患者さんも多く入院されています。また、卵巣癌に対しての抗癌剤治療の患者さんも4番目に多い結果でした。
患者さんの状態によって開腹による手術や低侵襲性の腹腔鏡での手術も行っています。

呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1あり 138 2.00 2.03 0.00 55.48 -
040040xx99200x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等12あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 46 4.72 3.05 2.17 75.83 -
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 45 19.71 18.57 4.44 73.91 -
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 25 26.28 21.11 32.00 81.44 -
040150xx99x0xx 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術なし 手術・処置等2なし 22 28.14 22.66 13.64 77.77 -
呼吸器内科では睡眠時無呼吸症候群の検査入院が最も多い結果でした。
肺癌の疑いがあり診断に有効な、気管支鏡検査を行った患者さんが2番目に多い結果で、昨年度より増加しました。
間質性肺炎や誤嚥性肺炎、他には細菌性肺炎など様々な呼吸器疾患の患者さんが入院されています。また集計の対象外とはなっていますが、新型コロナウイルスの患者さんも多く受け入れ、診療を行っていました。

循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 106 3.22 4.26 0.00 71.68 -
050050xx9920x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等12あり 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 106 3.13 3.22 0.00 71.75 -
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし 89 3.74 4.65 0.00 69.02 -
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 89 21.73 17.54 3.37 80.33 -
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 84 3.07 3.04 0.00 70.39 -
循環器内科では狭心症が多数を占めています。
その中でも手または足に局所麻酔をした後、細長い管(カテーテル)を心臓まで到達させ、冠動脈内に造影剤を流し込みX線撮影をし、血流を確認しながら、冠動脈、左心室や動脈の診断を行う検査の入院と、この検査で冠動脈に狭窄があればステント留置を行う入院が同数で多くを占めています。
不整脈に対しての経皮的カテーテル心筋焼灼術や心不全の内科的治療の患者さんも入院されています。
平均在院日数は心不全を除いて全国の平均よりも短く、早期に退院されています。

腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx03x0xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 内シャント血栓除去術等 手術・処置等2なし 120 3.00 4.23 0.83 75.53 -
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 34 13.24 11.77 14.71 73.88 -
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 23 13.17 7.59 0.00 71.91 -
110280xx02x1xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等21あり 21 35.81 33.82 4.76 73.95 -
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 13 11.08 13.82 7.69 74.08 -
腎臓内科では、保存期腎不全の合併症(心不全など含み)入院、末期腎不全に対する透析導入、導入後の透析関連合併症の入院が主でした。
透析導入期のシャント作成や導入後のシャント狭窄・閉塞に対する外科的治療が年々増加傾向にあり、入院期間がなるべく短くなるように努めています。

消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 214 2.86 2.64 0.00 71.74 -
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 57 7.18 8.94 3.51 74.61 -
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 38 9.24 7.63 0.00 71.58 -
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 21 6.43 5.70 0.00 49.81 -
060140xx97x0xx 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) その他の手術あり 手術・処置等2なし 20 12.60 10.88 0.00 70.95 -
消化器内科では小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍やポリープ)が多く、内視鏡的手術を行っていて、昨年度の158人から大幅に増加しました。
従来の粘膜切除術(EMR)に加え、より大きな病変の切除が可能な粘膜下層剥離術(ESD)も行っています。
胆管結石や胆管炎に対してのステント留置術や結石除去術など内視鏡的治療をする患者さんも多く入院しています。
消化管、肝臓、胆道、膵臓の病気に対する診療をしており、ほぼ全ての消化器疾患に対応しています。
外科と病棟を共にし、消化器センターとして内科的治療から外科的治療まで、垣根のない診療を可能とすることを特徴としています。

総合診療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 21 29.38 21.11 33.33 86.62 -
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 20 15.95 13.61 0.00 82.45 -
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等21あり 12 14.67 14.28 0.00 72.92 -
10007xxxxxx0xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2なし 11 12.64 10.80 0.00 68.18 -
100380xxxxxxxx 体液量減少症 - - 11.15 - - -
総合診療科では糖尿病の患者さんが多く、患者さんの状態や、既往症や生活環境などから、適した治療方法を適確に選択し、血糖コントロールと合併症予防を行っています。
また尿路感染症や誤嚥性肺炎の患者さんも多く、内科系疾患を幅広く診療し、必要に応じて専門診療科へ紹介しています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 17 3 4 16 16 7 1 8
大腸癌 11 26 51 35 38 10 1 8
乳癌 4 12 0 1 0 8 1 8
肺癌 2 0 24 56 9 6 1 8
肝癌 0 2 0 1 5 5 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
本集計は当院で入院した日本で罹患数の多い5つのがんである胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌のステージ毎の件数になります。
病期分類は、癌がどれくらい進行しているかを分類するものでstage0からⅣまであり、stageⅣが最も進行していることになります。
大腸癌が最も多く、StageⅢ、Ⅳが多くなっています。
次いで肺癌が多く、StageⅣが最も多い結果でした。
消化器内科・外科では胃癌、大腸癌、肝癌の患者さんを、外科では乳癌の患者さんを、呼吸器内科では肺癌の患者さんを多く診療しています。
手術、抗癌剤治療、緩和ケア等様々な診療を行っています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 7 8.86 56.43
中等症 57 18.54 77.49
重症 14 26.15 82.07
超重症 6 19.67 87.33
不明 0 0.00 0.00
肺炎は、細菌やウイルスなどの病原微生物が感染するもので市中肺炎と院内肺炎があります。
本集計ではインフルエンザなどのウイルスによるもの、新型コロナウイルス、誤嚥による肺炎等を除いた成人の市中肺炎を対象としています。
昨年度は重症が減少し、中等症が7割を占める結果でした。今年度は同様に中等度が7割を占めていますが、軽症が減少し、重症や超重症が増加しました。
在院日数は軽症は約9日で退院されていますが、中等症以上は約20日以上まで長くなる結果でした。
平均年齢をみると高齢になるにつれ重症化する傾向となっています。

脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 20 41.65 78.25 13.79
その他 9 112.44 82 0.00
本集計では脳梗塞を発症してから3日以内の患者さん、4日以上をその他として分類し件数等を示しています。
昨年度より減少し29人でした。
転院率は昨年度と比較すると増加していて、地域の医療機関や施設と連携をとり、治療をすすめています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 71 1.24 2.92 1.41 65.83 -
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 44 1.55 4.98 0.00 64.25 -
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 34 5.56 12.03 0.00 72.35 -
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 20 0.85 6.05 0.00 48.55 -
K6335 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 16 2.13 4.94 0.00 77.06 -
外科では鼠径ヘルニアの手術が最も多い結果で昨年度より増加しました。
胆のう炎の手術は昨年度よりも減少しましたが、大腸癌の手術は増加しています。
消化器系疾患全般の手術を行っていて、低侵襲性の腹腔鏡下の手術が主です。

整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0462 骨折観血的手術(前腕,下腿,手舟状骨) 63 3.13 10.02 0.00 59.02 -
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿) 56 7.32 25.09 19.64 78.54 -
K0821 人工関節置換術(肩,股,膝) 50 2.68 22.02 0.00 72.92 -
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股  44 8.09 33.52 11.36 80.27 -
K0463 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他 43 3.49 11.93 0.00 54.16 -
整形外科では外傷による救急車の搬送も多く、骨折に対する手術が多くなっていますが、変形性股・膝関節に対する人工関節置換術や、脊椎疾患に対する除圧・固定術など幅広い手術を行っています。
特に骨折に対しては全身状態にもよりますが、早期手術を心がけており、術後は後療法と患者さんの希望を重視してリハビリテーションを十分に行っています。
特に大腿骨近位部骨折の患者さんは高齢の方が多く、リハビリ目的で他の医療機関へ転院する方も1~2割ほどいらっしゃいました。

婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K861 子宮内膜掻爬術 38 0.03 1.00 0.00 53.97 -
K877 子宮全摘術 24 1.13 7.75 0.00 54.21 -
K8531 腟閉鎖術(中央腟閉鎖術(子宮全脱)) 10 1.40 8.70 0.00 78.50 -
K8881 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(開腹) 10 1.00 7.90 0.00 63.20 -
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 8 0.88 4.25 0.00 47.88 -
婦人科では子宮内膜増殖症やポリープに対する、子宮内膜掻爬術が最も多く、昨年度より増加しました。
次いで子宮全摘術の件数が多く昨年度に近い件数を行っています。
子宮附属器腫瘍摘出術(両側)は開腹によるものと腹腔鏡によるものを行っています。
患者さんへの負担が少ない低侵襲性手術である腹腔鏡下手術では開腹手術と比較し、入院日数が短縮され早期に退院が可能となっています。

泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 70 1.23 3.30 1.43 60.90 -
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 58 0.84 3.76 1.72 66.29 -
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 47 1.60 4.32 0.00 75.30 -
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術(ホルミウムレーザー又は倍周波数レーザーを用いるもの) 23 1.00 5.43 0.00 72.09 -
K7981 膀胱結石、異物摘出術 経尿道的手術 13 1.00 1.77 0.00 73.38 -
泌尿器科では尿路結石に対する経尿道的尿路結石除去術が最も多く、昨年度と同じ件数でした。この手術ではQuanta Litho ホルミウムヤグレーザーを導入しています。
次いで尿管ステント留置術が昨年度の18件から58件と大幅に増加しました。
膀胱がんに対する内視鏡的による切除は今年度は3番目にはなったものの、昨年度とほぼ同じ件数を行っています。内視鏡を用いた低侵襲的治療を中心に幅広く手術を行っていて手術件数も増加しています。

眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)
(その他)
638 0.00 0.67 0.00 75.88 -
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術 網膜付着組織を含むもの 7 0.00 10.43 0.00 65.14 -
K2683 緑内障手術 濾過手術 4 0.25 7.25 0.00 80.75 -
K2821イ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(縫着レンズ挿入) - - - - - -
K2423 斜視手術(前転法と後転法) - - - - - -
眼科では白内障に対する水晶体再建術大半を占め、昨年度の557件から大幅に増加しました。
在院日数も短く、日帰りの入院にも対応しています。
次いで硝子体茎顕微鏡下離断術、緑内障手術という順位となっています。

耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 12 1.00 3.00 0.00 60.08 -
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 12 1.00 4.58 0.00 27.83 -
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) 11 1.00 3.00 0.00 63.82 -
K4502 唾石摘出術(深在性) - - - - - -
K287 先天性耳瘻管摘出術 - - - - - -
耳鼻咽喉科では内視鏡下副鼻腔手術を多く行っています。
扁桃炎に対して行う口蓋扁桃手術も昨年とほぼ横ばいの件数を行っています。順天堂大学医学部付属順天堂医院(耳鼻咽喉・頭頸科)のご協力により、さまざまな手術を行っています。

循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 100 1.67 1.13 0.00 72.32 -
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 63 0.94 1.76 0.00 70.21 -
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 41 1.63 1.59 4.88 74.05 -
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 30 1.40 7.80 0.00 81.30 -
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他) 26 1.58 1.62 0.00 65.27 -
循環器内科では狭心症に行う冠動脈の詰まり、狭い部分に細長い管(カテーテル)を使用し広げた部分に筒状の金綱(ステント)を留置する経皮的冠動脈ステント留置術が最も多く多数を占めています。
カテーテルによる治療は幅広く、不整脈に対する経皮的カテーテル心筋焼灼術、足の動脈硬化に対しての四肢の血管拡張術・血栓除去術など様々な手術を行っています。中でも経皮的カテーテル心筋焼灼術は昨年度よりも増加しました。

消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 200 0.64 1.41 0.00 71.89 -
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 46 2.91 10.35 4.35 75.93 -
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル以上) 22 0.36 2.82 0.00 69.09 -
K654 内視鏡的消化管止血術 20 2.55 14.85 10.00 76.35 -
K6852 内視鏡的胆道結石除去術(その他のもの) 17 0.06 1.76 0.00 68.35 -
消化器内科ではポリープの大きさで分類はされていますが、内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が最も多く、多数を占めていて昨年度よりも増加しました。
狭窄した胆道にチューブを使用し拡張する手術の内視鏡的胆道ステント留置術や結石除去術など胆道や膵臓疾患に対しての内視鏡的治療も多く行っています。

腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) 108 1.29 1.55 0.93 74.93 -
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) 41 9.07 12.27 0.00 73.17 -
K616-42 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(1の実施後3月以内に実施) 18 4.83 1.39 5.56 79.72 -
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) - - - - - -
K607-3 上腕動脈表在化法 - - - - - -
腎臓内科ではシャント血管が血栓などで狭窄や閉塞をおこし血液透析が困難になった際にカテーテル治療を行う経皮的シャント拡張術・血栓除去術が多数を占めています。
血液透析に必要なバスキュラーアクセス(シャント、人工血管移植、動脈表在化など)に関連した手術を行っています。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 0 0.00
異なる 9 0.15
180010 敗血症 同一 4 0.07
異なる 10 0.17
180035 その他の真菌感染症 同一 1 0.02
異なる 0 0.00
180040 手術・処置等の合併症 同一 4 0.07
異なる 1 0.02
この欄では播種性血管内凝固症候群(DIC)、敗血症、真菌感染症、手術・術後の合併症について解説します。
入院契機欄の「同一」とは、入院のきっかけとなった病名がDIC、敗血症、真菌感染症、手術・術後の合併症であった場合です。
「異なる」とは、それら以外の病気がきっかけとして入院し、入院中にそれらの病気を発症した場合になります。
発生率はそれぞれ同一および異なる場合においての発生率を表しています。
万が一手術や処置による合併症を発症した場合は速やかに治療を行っております。
敗血症が昨年度よりも改善されており、他の傷病に関してはほぼ横ばいの結果でした。

更新履歴
2023/10/1
公表データを公開