Inter View

管理者として

心がけていること

看護師長 髙橋さん

看護師長 髙橋さん
整形外科病棟・内科病棟・循環器科、泌尿器科、婦人科の混合病棟・再び整形外科病棟を経て、現在は手術室で勤務をしています。管理者(看護師長)になり、早いもので8年が経過しました。管理者(看護師長)になりたての頃は、部署の運営をするために何をするべきなのか悩んだこともありましたが、看護部長はじめ先輩管理者の助言や指導の下現在に至ります。また、他部署の師長たちとの結束も強く、お互いに声を掛け合い協力しながら管理業務をしています。管理者(看護師長)の役割は、病院・看護部の理念のもと目標達成のためにスタッフを導くことです。

部署の管理をする上で、広い視野で物を見ること、部署の課題を見据えること、場面場面でそれぞれの立場で物事を考えるように心がけています。そして、患者さんが安心して療養できる安全な環境を整えるこができ、部署の看護の質を維持・向上させ、スタッフがイキイキと働ける職場風土作りを常に念頭に置き、業務にあたっています。そのためには、管理者に必要なスキルを身につけるため私自身が学び、常に外部の環境を意識する必要があると考えています。また、円滑な部署運営のためスタッフが意見を出しやすい雰囲気を常に作ること、自ら積極的にコミュニケーションを取ることを心掛けています。スタッをよく観察し、少しの変化にも気づけるようにし、出勤者には必ず一声かけコミュニケーションをとることを欠かさず行っています。
interview
江東病院はアットホームな職場
私が看護師を目指したのは、祖母の入院中に出会った看護師さんの働く姿を見たことがきっかけです。祖母が関節を患い、二度の大きな手術を受けた時のことです。病棟にいた看護師さんは、とてもやさしくて、まさしく「白衣の天使」という感じでした。また、テキパキと動く姿がとてもかっこよく見えたのです。そんな中、自分の進路を決める上で、母親の勧めもあり看護師を目指しました。 進路決定する際、当時「働きながら看護師になれる」ということで、現場で実際に患者様と接しながら、また先輩方をお手本として学びながら、資格取得することができる環境があったので江東病院を選びました。 江東病院は実際に、院長をはじめ、診療科や職種の垣根を越えて、意見を言い合えるアットホームな職場です。そのためか永年勤続者がとても多く、毎年大勢の職員が表彰を受けています。看護部には、お手本となる素敵な先輩方がたくさんいて、困った時にはやさしくサポートし、まちがった時には的確な助言や指導をしてくれます。いっしょに笑ったり、いっしょに悩んだり、考えたり…仕事だけでなく、とても良い人間関係が築けるスタッフがいることも魅力です。 さらに、クリニカルラダーシステムにより、階段を上るように教育を受けられること、教育システムが充実していることも魅力だと思います。特に1年目は、手厚い支援が受けられるよう研修計画が立てられています。環境や配属部署に慣れ、看護師として自立できるよう1人に対し1人のチューターがつきサポートをします。また自らが目指す看護師に向けてスキルアップできるよう、各レベルの研修の実施や、毎月1回定期勉強会の開催、外部研修や長期研修など、さまざまな研修への参加のサポートがあります。なかなか研修に参加できないスタッフに対しては、オンデマンド学習ができるシステムなども導入されています。
interview
看護師になったその先にあるものは…
看護師は、生命の誕生と終焉の両方に、いちばん近くで携われる職業です。患者様の生命を預かる、責任のある仕事でもあります。ですから、看護師の資格を取得することがゴールではなく、看護師になっても、専門職として常にスキルアップしていかなければなりません。これは決して簡単なことではありませんが、だからこそやりがいがある職業だと思います。 きちんとその役割を果たした時には、うれしいご褒美もあります。病気を治して退院されていく患者様を見送る時、また、患者様から温かい言葉をかけていただいた時は、心から喜びを感じます。そんな体験をぜひして欲しいと思います。

※ 職名及び経験年数はインタビュー当時のものです。
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